
ヤギゼミとは
ヤギゼミは、短時間で効果的かつビジネスにも役立つ
キャリアコンサルタント試験支援研修とキャリアコンサルティング技能講習をご提供しています。
当ゼミの主催者である八木橋英男は、長らくICT関連企業においてシステム開発に従事した後に、人事担当部長を務めることとなり、これを契機に、カウンセリングやキャリアコンサルティングに関する研究を重ねることを決意しました。
はじめは、現場にいた自分なら、カウンセリング等、簡単に習得できるだろうと思っていましたが、産業カウンセラー、キャリアコンサルタントおよび2級キャリアコンサルティング技能検定に合格するまで、何回も「ダメ出し」を経験しました。
なぜ、うまくいかないのか・・・?模索するうちに、ビジネスにおいて必須である"論理的思考"から、カウンセリングに必要不可欠な「傾聴」への転換がとても困難であることに気づきました。
人の思考というのは、簡単に転換できるものではありません。これまで現場で培ってきた考え方を変えるには、多くの練習・実習が必須です。そこで、私が実施した思考転換のノウハウを"メソッド"として体系的に整理いたしました。このメソッドをもとに、短時間で効果的なキャリアコンサルタント資格支援研修を提供することにしたのが、ヤギゼミの始まりです。
試験の合格はゴールではなくスタートです。"カウンセリングマインド"は、技術の進歩によりシステムに頼りがちになっているビジネス社会においてこそ、急速に求められる思考となっております。当ゼミで習得する知識とスキルは、キャリコンだけではなく、ビジネス現場においても役に立つとご好評を頂いております。キャリコン資格に興味がない方も、ぜひ一度ご参加ください。
ヤギゼミは、柔軟で創造力に富んだ自律的人材の育成に役立つ
研修・面談をご提供しています。
問題認識
現代は、大きな転換期を迎えています。技術進歩のスピードアップに伴い、大量な情報とめまぐるいしい変化に遭遇する中で、色々なストレスに悩み社会に適合できない人も増加しつつあります。
年齢層の違いによる価値観・考え方の相違が浮き彫りになり、縦コミュニケーションもとても難しくなってきています。その一方で、時代変化に対応した新しい変革も求められつつあり、培った伝統の維持と新たな創造への挑戦の舵取りも困難を極めつつあります。
マクロ的に見れば、色々な枠組みが安定的な時代から、変化が速く流動的な時代へのシフトが進行していると言えます。思考法で言えば左脳的な論理思考から右脳的な抽象思考へのシフトが求められています。具象化したノウハウの維持では時代に適合できなくなり、もう一段抽象化したノウハウの確立と継承が必要になってきています。
このような転換期においては、「三人寄れば文殊の知恵」のことわざのごとく、チームワークの強化が必要です。しかし、SNS等の進展により、対面コミュニケーションに悩む人も増加しつつあります。
組織における理想像も、これまでは社内の上位者を参考にすることができましたが、現代は違和感を感じることが多くなり、かといって自分の理想像が何かを描くこともできない人が増えています。
変化の加速する時代背景から、より自律的に行動する人材が求められていますが、SNSの進展による弊害からか共感障害に悩む人も増加しつつあり、周囲から学習する能力もかなり低下しつつあります。
社会変化の速さに呼応した変革が必要になってきていますが、伝統の継承と新たな創造のやり方について学校教育で習得する機会が少なく、社会において突然その対応を求められて困惑する人も多くなっています。
以上述べてきた背景から、本能的に防御的となり安定的に現状維持を望む人が増加し、自分本来のライフビジョン・キャリアビジョンを描く人が減少しつつあります。
ヤギゼミの対応
ヤギゼミの研修では、自己理解・他者理解を深めるために、各自のキャラクターとマインドヘルスの分析を行い、お互いの違いによるコミュニケーションギャップの克服方法について解説を行っております。
また、ストレス社会においてどうやってマインドヘルスを健康に保つかの方法も解説いたしております。
問題解決の思考法としては、従来の論理思考的原因追及型に加え、解決志向的目的実現型のアプローチも解説し、実践体験支援を行っております。
変革に必要な創造思考も、改善型の水平思考に加え、改革型のイメージ思考も解説し、実践体験支援を行っております。
これまでの人生を振り返り、大きなプラス・マイナスな出来事から各自の大切にしている価値を発見し、その価値をベースにしたライフビジョン、キャリアビジョンの作成方法も解説・実践支援を行っております。
組織における、伝統的な経営理念の継承と社会変化に呼応した新たな経営理念の確立についても、作成方法を解説し、実践支援を行っております。
また、従来のマネジメントサイクルのPDCAに加え、変化に対応するOODA※サイクルも解説し、どのように組織に適用していくかも解説いたしております。
※OODA…Observe(観察)・Orient(状況判断)・Decide(意思決定)・Act(実行)の頭文字から命名されたマネジメントサイクル。経営における朝令暮改をフレームとして整理したもの。
豊富なビジネス経験と、心理学的知見、経営学の知見を踏まえ、オリジナルな考察から生まれた研修内容となっており、受講者からは好評を博しております。
これまでには考えられない不可思議な問題や、従来の延長では解決できない問題に悩む個人や組織の方は、是非一度、体験されることをお勧め申し上げます。
主宰プロフィール
八木橋 英男 (やぎはし ひでお)
株式会社M 代表取締役社長
実体験と長年の演習実績に基づくお客様一人一人にあったメソッドを
みなさまへご提供致します。
経歴
北海道生まれ、小6から岩手県盛岡市在住、大学から東京在住。
東京大学理学部物理学科卒業
興銀システム開発センター(現・みずほ情報総研)入社
主に経営情報システム、海外総合オンラインシステム、外為オンラインシステム業務を経験。
日本証券テクノロジーに転職し、PMO部長、人事担当部長を歴任。
株式会社Mを設立。代表取締役に就任し、現在に至る。
所属
産業カウンセラー協会会員
日本ブリーフセラピー協会会員
ACCN会員
保有資格
キャリアコンサルティング2級技能士、キャリアコンサルタント
産業カウンセラー
ブリーフセラピスト(ベーシック)、ブリーフコーチング(エグゼクティブ)
講師実績
1.研修
― IT系企業研修
階層別研修(内定者、新人、2年目、5-10年目、プロフェッショナル、リーダー)
マネジメント研修(課長、部長、役員)
事業強化拡大研修
― 学校研修
学生向け就活セミナー、コミュニケーション研修、メンタルヘルス研修
― 産業カウンセラー協会・北関東支部
メンタルヘルス講師として知っておきたい「レジリエンスの基礎知識と強化策」
― その他
キャリアビジョン策定研修、インサイトSFA研修(夢を描く)
2.講演・発表
FIT2018 「 "ダイバーシティ&インクルージョン"を実現させるために
上司に求められるきめ細かい対話術(基礎編)」
Webサイト「経営プロ」に「経営階層に必要な能力について」を寄稿(2016年9月)
APSEC 2009/APSEC 2010(国際学会採択論文発表)
(「ノウハウマップ」による大規模システム開発の知的資産とノウハウ保持者の見える化)
情報サービス産業協会(JISA) 要求工学シンポジウ2009 (RE2009)
受賞・表彰
日本ブリーフセラピー協会より、ブリーフセラピーの普及活動が認められ「奨励賞」受賞(2020年)
